アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎はかゆみのある慢性的な皮膚の炎症を特徴とする皮膚疾患で、小児期に発症することが多く、大人になっても続く場合もあります。
アトピー性皮膚炎には皮膚の症状ももちろんですが、それ以外にも睡眠障害、疲れやすさ、体温調節異常、発汗異常、便秘、下痢などの自律神経症状を伴うことも多くあります。
アトピー性皮膚炎の悪化には、ストレスや生活リズムの乱れが関与しており、自律神経のバランスの崩れが大きく関係しているのです。このコラムでは一般的対処法と、カイロプラクティックでの対処法をお話ししていきます。

こんな経験したこと
ありませんか?

  • かゆくて夜ぐっすり眠れない。搔きむしってしまい毎日が辛い
  • 人目が気になる。肌をみられるのが嫌で外出が億劫になってしまう。
  • 一時的に良くなっても再発してしまう。
  • 良くなったり悪くなるのを繰り返すので、薬が手放せない。
  • ストレスがたまると悪化してしまう。
  • 薬をずっと使い続けなければいけないのか不安。

一般的なアトピー性皮膚炎に対しての治療法common medical care
一般的な腰痛に対しての治療法
アトピー性皮膚炎に対する一般的な治療法は、薬物療法と日常生活での保湿や部屋を清潔に保つ、衣類を刺激の少ないものに変えるなどのケアをして症状のコントロールをしていきます。しかしそれらはすべて対症療法にすぎません。
アトピー性皮膚炎の外的要因としては、生活習慣の乱れ、ストレス、食事などがあげられますが、同じような外的要因の影響があってもアトピー性皮膚炎を発症する人としない人がいるのでしょうか?アトピー性皮膚炎は身体の異常を私たちに知らせてくれているサインのなのです。
カイロプラクティックでは、外的要因だけではなく体の内側の内的要因に対してアプローチをしていきます。
カイロプラクティックでのアプローチchiropractic approach
カイロプラクティックでのアプローチ
アトピーと「自律神経」との深い関係
アトピー性皮膚炎は、自律神経や免疫の乱れとも関係があるといわれています。特に「副交感神経」が活発に働くことが大事になります
疲労やストレス睡眠不足により、「交感神経」の働きが優位になると1、血管の収縮による皮膚への血流減小2、神経が過敏になるため少しの刺激にも反応3、免疫のバランスの乱れが起こりリンパ球減少ということが起こってきます。リンパ球の役割は、過剰な炎症を抑える、アレルギー反応のコントロール、ウイルスや異物からの防御を役割としているため、逆に「副交感神経」が優位の時はリンパ球が増えやすいといわれているので、副交感神経を活発にすることで、リンパ球が適切に働き肌の回復が助けられるのです。
アトピー性皮膚炎の方は、自律神経のバランスが乱れていることが多く、交感神経優位になりがちなのです。
このようにアトピー性皮膚炎は自律神経と大きく関係しているのものになります。カイロプラクティックでできることは自律神経の働きをサポートしアトピーの悪化を防ぐ身体づくりを行っています。アトピー性皮膚炎は、「体」だけではなく「心」にも影響を与える病気です。薬で症状を隠すだけでなく身体の内側からのサインに意識を向けて向き合っていきましょう。

アトピー性皮膚炎の症例紹介case introduction

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