レントゲンの重要性

レントゲンの重要性

当院では、患者様の不調の原因を特定するためにレントゲン検査を推奨させて頂いております。レントゲン検査は強制ではないですが、レントゲン画像の評価を行うことで、今までどのような生活を過ごされてきたか?お身体や姿勢の癖、どのくらいゆがみが放置されてきたのかを教えてくれます。そのほかには、サブラクセーションの正確な位置の特定、そのサブラクセーションがどの段階なのか?分析を行い、ケアの計画を決めていきます。

正常

正常
  • 正常なカーブ
  • 正常な軟部組織
  • 可動域制限なし
  • 正常な神経組織

第1段階

第1段階
  • 背骨のカーブの減少
  • 軟部組織の緊張
  • 軽度の可動域制限
  • 神経組織の刺激

第2段階

第2段階
  • 椎間板スペースの減少
  • 関節面や椎骨の変性
  • 中度の可動域制限
  • 神経組織の損傷

第3段階

第3段階
  • 重度の関節面や椎骨の変性(癒合)
  • 神経組織の萎縮
  • 重度の可動域制限
  • 神経組織の委縮

椎間板の段階と改善

正常
  • 正常な椎間板。
  • 十分な椎間孔スペースの確認。
D1レベル急性期
  • 急の椎間板の状態は、レントゲン上ではやや膨張して見える。ぎっくり腰のような椎間板に損傷が起き、代謝が増大し水分吸収が過度に 行われ膨張している状態。性期
  • この段階では、炎症により神経が刺激され痛みを伴う。
  • ケアを受ける事で炎症がすぐに落ち着き、椎間板スペースは改善していく。
D2レベル6ヶ月経過
  • 椎間板の変性が少しずつ始まり、サブラクセーションが6ヶ月~2年放置されている状態。
  • 後方部の椎間板スペースが減少 後下方に傾く 髄核が前方に移動。
  • 定期的なケアにより、髄核が元の場所に戻ることで椎間板スペースは改善。
D3レベル2~5年経過
  • 椎間板の変性が始まり、サブラクセーションが2年~5年放置されている状態。
  • 後方部の椎間板スペースが著しく減少し、後下方に傾き髄核が前方に移動。
  • 定期的なケアにより、椎間板スペースは改善してくるので、早めのケアがおすすめ。
D4レベル5~10年経過
  • 椎間板の変性が大分進み、サブラクセーションが5~10年放置されている状態。
  • 椎間板後方部のスペースはかなり狭くなり、椎間板スペースの元の厚さの2/3まで減少し、背骨の椎骨の変形が始まる場合がある。
  • 具体的にこの段階では上下の椎骨が接近し背骨の可動性を制限してしまい、骨が変形を起こすことで、神経への防御反応も見られる。
  • ケアによる椎間板スペースや骨の変形には変化が見られないが、神経機能が改善することは可能。
D5レベル10~15年経過
  • 椎間板の変性が大分進んだ状態が続き、サブラクセーションが10~15年放置されている状態。
  • 椎間板前側も狭くなってきて椎間板スペース全体の元の厚みの1/3まで減少し、骨の変形も始まる。
  • この段階では上下の椎骨が接近し背骨の可動性を制限してしまい、骨が変形を起こすことで、神経への防御反応も見られる。
  • ケアをしても椎間板スペースや骨の変形には変化が見られないが、神経機能が改善することは可能。
D6レベル15年以上経過
  • 椎間板の変性が長年続きさらに進行した状態、サブラクセーションが15年以上放置されている状態。
  • 椎間板の椎間板スペースはほぼ消失し、骨が自然癒合を起こし、可動性が著しく減少。
  • 上下の椎骨が接近し背骨の可動性を制限してしまい、骨が変形を起こすことで、神経への防御反応も見られる。
  • ケアをしても椎間板スペースや骨の変形には変化が見られないが、神経機能が改善することは可能。
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