小児カイロプラクティック

小児カイロプラクティック

落ち着きがない子供

10歳未満男性
来院に至った経緯
学校で「姿勢が悪い」と指摘されることがあり、子どもの姿勢が気になるようになっていた。

普段の様子を見ていても、猫背気味だったり、座り方が崩れていたりと、このままで大丈夫なのか不安に感じていた。

そんな中、母自身が通っているルミナカイロプラクティックで、小児カイロプラクティックがあることを知り、大人だけでなく、子どもの身体もしっかり見てもらえると聞き、「一度見てもらった方がいいかもしれない」と思うように。

子どもにとって初めての場所なので不安もありましたが、将来のことも考え、今のうちから身体を整えてあげたいと思い、来院を決めた。
初診の状態
  • 01

    左耳介上方

  • 02

    仙骨部の浮腫

  • 03

    仙骨の可動制限

経過と内容
初診時、仙骨部に浮腫感と可動制限、さらに上部頸椎にも可動域の制限が確認されました。

本人に明確な自覚症状は無かったが、検査やアジャストメント時には落ち着きがなく、じっとしていることが難しい状態で、助手が身体を支えながら進める場面も多く見られた。

施術にあたっては、保護者の方へアジャストメントのリスクについて十分に説明した上で、負担の少ない最小限の圧で、仙骨および上部頸椎に対して週1回のアジャストメントを開始しました。

5週目(5回目)の施術では、これまで見られていた落ち着きのなさが軽減し、検査およびアジャストメントが非常にスムーズに行えるようになりました。

当初はカイロプラクティックに慣れてきたことによる変化と考えられました。

しかし、7週目(7回目)の施術時には、明らかに落ち着きが増しており、より安定した状態で施術を受けられるようになっていた。

その変化について保護者の方にお伝えしたところ、学校の先生からも「最近、授業中に落ち着きが見られるようになった」と評価されたとのお話をいただいたという事。

現在は状態も安定しており、成長・発育にとって重要な神経機能を整える目的で、月1〜2回のメンテナンスとしてアジャストメントを継続している。

考察
本症例は、小児におけるカイロプラクティックの有用性と可能性を示唆するケースである。

落ち着きのなさが見られる小児においては、ADHD(注意欠如・多動症)などの特性が関与している可能性があるとされている。
一方で、その背景には「脳と身体をつなぐ神経の働き」が関係している点も見逃せない。

小児の成長や発育においては、脳と身体の間でスムーズに情報がやり取りされていることが重要である。
この神経の伝達がうまく機能しない状態が続くと、情報処理に偏りが生じ、集中力や行動面に影響が現れる可能性がある。

小児では、母胎内でのストレスや出産時の負担、幼少期の転倒やケガなど、さまざまな要因によって身体のバランスが崩れることがあると考えられている。

カイロプラクティックでは、こうした身体のバランスを評価・調整することで、神経の働きをサポートし、脳と身体の連携を整えることを目的とする。

本症例では、仙骨および上部頸椎のバランスを整えたことで神経伝達の改善が示唆され、それに伴い集中力や落ち着きの向上が認められた。

これらの変化は施術時だけでなく、日常生活や学校での様子にも良い影響として現れていた。

以上より、小児の健やかな成長を考えるうえで、身体だけでなく神経の働きにも目を向けたアプローチの重要性が示唆される症例である。
北野 大輔

執筆者北野 大輔

松本市出身。中学生の時にバスケットボールやスケートボードに明け暮れていたがある日膝が曲がらなくなるくらいのケガをしてしまった。なかなか膝の痛みが取れなくて困っている自分に運命の出会い。母の勧めで整骨院にかかり施術を受け、信じられないことにたった3回の施術で膝が曲がるようになり、しゃがむことが出来るようになった。当時とても感動し、整骨院の仕事のすばらしさを知りました。私もケガをした人の役に立ちたいと思いこの業界を志す。

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